若年性ミオクロニーてんかん 予後

若年性ミオクロニーてんかんの予後はどうなのでしょうか

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若年性ミオクロニーてんかんは、4、5才〜15才くらいで発症します。
発作が起きやすいのが特徴で、突発性てんかんの20〜25%を占めています。
症状としては不規則なミオクロニー(自分の意志とは関係なく体が動いてしまう不随意運動の一種です。)が両腕に強く表れます。
若年性ミオクロニーてんかんの発作は強直間代発作(意識を失って全身が硬直する強直発作に続いてガクガクと痙攣を起こす間代発作が起きる大発作です。)や失神発作(数秒間意識を失い、痙攣の他にも無表情で瞬きを繰り返したり、一点を見つめたまま固まってしまったり、行動が止まったりしますが前兆は全くありません。)を合併することもあります。
若年性ミオクロニーてんかんを引き起こさせるための条件としては、点滅する光が挙げられます。
また、夜遅くまで起きていたり、急に起こしたりすると発作が起きる可能性が上がります。
これを利用して、検査当日には寝不足状態で来院させ、脳波測定を行います。

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思春期には、欠神発作を起こす「若年欠神てんかん」や、強直間代発作を引き起こす「覚醒時大発作てんかん」(両者とも目覚めてすぐや夕方の寛いだ時間に起きやすいです。)が見られます。
また、思春期に発症する突発性全般てんかんで、発作が頻繁に起きる場合には、どのタイプのてんかんなのかを判断しやすいのですが、発作が合併してしまうと、どこからどこまでがどの発作なのか境界線が引きづらく、若年性ミオクロニーてんかん・若年欠神てんかん・覚醒時大発作てんかんが一つのセットとしてみなされます。
発作自体は短時間なのですが、発作が起きるシチュエーションによっては大怪我や事故にも繋がります。
では、そんな若年性ミオクロニーてんかんの予後について見て行きましょう。
基本的に小児の突発性てんかんは予後が良いと言われています。
適切な治療を受けて発作をコントロールしていれば、症状は出なくなります。
残念ながら若年性ミオクロニーてんかんは成人まで完治しませんが、服薬を続けていれば80〜90%の確率で発作を抑えられることが出来るため、予後は良好だと言えます。
ただし、自己判断で服薬を止めたり、減薬してしまうと90%の確率で再発の危険性があるので注意が必要です。

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