小児難治性てんかん 寿命

小児難治性てんかんの患者の寿命

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小児難治性てんかんは、脳の発達に重大なダメージを与えます。
小児難治性てんかんの患者さんの約3分の1は、精神・学習・発育の発達遅れや行動異常の症状が見られます。
小児難治性てんかんをはじめとして、てんかんの患者さんの寿命は短く、発作のみで亡くなる場合もあります。
てんかんの発作によって、意識不明や呼吸停止、心停止になって亡くなる方もいらっしゃいます。
 治りにくい難治性てんかんは小児期に発症することが多く、そのほとんどが明らかな脳障害を持つ症候性てんかんに属しています。
難治性てんかんは、薬物療法で発作が治まらないてんかんと定義されており、ゆえに、発作で亡くなる患者さんも多いというわけです。
ただし、難治性てんかんの正確な定義は、いまだ確立されてはいません。
 てんかん患者さんの平均寿命は、健常者に比べると明らかに短いのですが、有効な対策がないというのが実際のところです。
幼少期は急速な脳の発達時期であるために、早期のてんかんの発作開始と継続は、前述しましたように、精神・運動の発達遅滞や退行をもたらします。
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 小児難治性てんかんの発作の改善が見られない症例では、重度の発達障害がもっとも大きな合併症として挙げられます。
また、発作の改善が見られる症例においては、さまざまな行動障害や学習障害、精神障害を伴うようになります。
発作が頻発する場合には、誤嚥性肺炎などの合併症が多くなり、それが原因で突然死するケースもあります。
 小児難治性てんかんの治療は、抗てんかん薬による内科治療が基本となります。
そもそもてんかんとは、脳のある焦点の電気生理学的な異常興奮によって、意識が一時的になくなったり、ひどい場合には倒れ込んで、無意識に手足が動く疾患の総称となります。
発作は数秒〜数分間であり、この発作の間患者さんには意識がなく、その記憶もありません。

 てんかん薬を適切に服用すれば、症状を改善させることは可能であり、寿命を延ばすこともできます。
一方で、てんかんの治療を行なわずに長期間放置した場合には、全身けいれんが起こり脳の酸素が不足して低酸素状態となり、脳の酸欠状態から認知症を発症する場合もあります。

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